おそうじは上から下へ、奥から手前へ
ご存知のとおり、ホコリは上から下に落ちます。
お掃除は2度手間にならぬよう「上から下へ」が基本です。
さらに奥から手前にお掃除することも効率よくお掃除するコツです。
キッチンの調理台の調味料や食器、浴室内のシャンプーや小物など、何もない状態でお掃除すれば楽です。外せる物(電気の笠など)も外したほうが掃除が楽です。
まずは掃除機で吸い取ってから作業するととても楽にお掃除できます。
汚れている場所にいきなり洗剤をつけると、ホコロが固まりになり拭き取りに苦労します。
掃除しながら「洗剤はどこ?」「タオルはどこ?」なんて探していると時間の無駄です。
お部屋の真ん中にビニールシートなどを敷いて置いておくと便利です。
年末の大掃除など、一年の汚れを「あそこも、ここも」と、全て落としたいと思いがちですが、結局、中途半端で終わってしまった・・・なんてことに。
今日はキッチン、明日はお風呂場など無理せず一箇所ずつお掃除したほうが楽にキレイに仕上がります。
弱い洗浄力の洗剤でも洗剤を塗布して時間を置けば汚れがゆるんでとれやすくなります。
汚れの種類は多種多様。汚れに反応する成分の洗剤を使いましょう。
塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜると有毒な塩素ガスが発生してとても危険です。
洗剤はそれぞれ取り扱い方法が違うので「使用上の注意」はよく読んで使うことを忘れずに。
掃除は上から下が基本ですが、洗剤を塗布するときはその逆で下から上へ塗るのが基本です。それは洗剤の垂れジミを防ぐためです。洗浄力の強い洗剤(アルカリ性洗剤など)は塗装や材質を痛める恐れがありますので目立たない所でチェックしてからご使用ください。
万能洗剤は全ての汚れを一様に落とせるレベルのもので汚れを完璧に落とせるということではありません。ひとつの洗剤で全ての汚れを落とすことはできません。
■キッチン油汚れ用洗剤
■ガラス用洗剤
■浴室用洗剤
■トイレ用洗剤
■漂白剤(カビとり剤)
■クリームクレンザー
日常のおそうじであれば中性洗剤で十分です。
汚れの落ちが悪ければ弱アルカリ性洗剤を使って。
強い洗剤を使うと材質を痛めますのでご注意ください。
※手あれを防ぐためゴム手袋は忘れずに!
・歯ブラシ・・・サッシのレール、換気扇のフィルター、スイッチのプレート、蛇口まわりなど
・サンドペーパー・・・耐水ペーパー(1000番~2000番位)トイレの便器の輪シミ(陶器部分)、 洗面台などの陶器部分に水で濡らしながらこすり洗いで使用します。
・割り箸やドライバー・・・ガス台の固まった油をそぎ取ったり、タオルを巻いてサッシの隅など細かいところで活躍します。
・スポンジ・・・柔らかい面と硬い面があるタイプが使い易いです。
洗剤を塗ってスポンジでこすってすすぎ、もしくわ水拭き、乾拭きで仕上げます。
・ ドライバーやプライヤー・・・蛇口のノブやレンジフード部分など外して掃除するときに必要
その他、ホームセンターや100円ショップなどに便利グッズがたくさんあります。